サラリーマンの方が会社を退職し独立起業するケース、自営業者の方が事業拡大のために会社を設立するケース、専業主婦仲間が集まって自分たちの夢を叶えるために新たに会社を設立するケースなど、会社を設立する目的はさまざまです。
司法書士法人リーガルホームは、そのような人たちの夢を叶える「初めの一歩」を応援するため、お客様に代わり会社の設立手続きを代行しております。低迷する日本経済を活性化させるために、自分の夢を叶えるために、会社を設立して「経営者」としての道を歩んでみませんか?会社(法人)と一言で言っても、合同会社、NPO法人、一般社団法人など、さまざまな種類の会社(法人)があります。その中で一番メジャーなのが「株式会社」です。
今回は、株式会社の設立手続きのうち、圧倒的多数を占める「発起設立」の手続きについてご説明させていただきます。
会社の概要の決定
印鑑(届出印)の作成
いわゆる「会社の実印(届出印)」を作成します。インターネット等で「会社実印」などというキーワードで検索すれば、会社の印鑑の3点(2点)セットを作製・販売している業者を見つけることができます。素材や書体はお客様の好みで選んで下さい。
発起人及び役員の印鑑証明書の取得
発起人及び取締役等の印鑑証明書が必要となります。市町村役場で各自取得して下さい。
電子定款の作成
上記1で決定した会社の概要に従い、定款を作成します「。定款」とは会社の根本規則です。定款を「紙」で作成した場合には、4万円の収入印紙をはらなければなりませんが(印紙税がかかる)、司法書士が「電子定款」というデータを作成し、電子署名という手続きを施すことにより、4万円の実費を節約することができるため、現在は「電子定款」が主流となっています。この電子定款の作成と公証人の認証手続きのために、発起人全員から「委任状」に署名・捺印(実印)をいただき、印鑑証明書をお預りします。
電子定款の認証
司法書士が代理人となり公証役場で公証人に定款認証という手続きをしてもらいます。
出資の払込み
発起人代表の預金口座に出資金を振込みます。
登記関係書類への署名・捺印
司法書士が作成した登記関連書類に、署名・押印していただきます。
設立登記のオンライン申請
司法書士がお客様の代理人として法務局に設立登記を申請(印鑑届を提出)します。
よくある質問
- 会社設立のための手続き費用はどのくらいかかりますか?
- 司法書士法人リーガルホームでは、手続報酬として原則98,000円(税別)をいただいております。その他の実費を含めると全部で30~35万円程度の費用がかかります。
- 会社設立のための期間はどのくらいかかりますか?
- 相談から設立登記の申請まで、急げば1週間程で可能ですが、おおむね2~3週間程かけてお客様と打合せをしながら設立手続きを行うことが多いです。設立登記を申請してから登記が完了するまで1・2週間程度要するとして、約1か月と思って下さい。
はじめに「自分の会社をどういった会社にするのか」を決めていきます。
取締役…選任後10年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結時まで
監査役…選任後10年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結時まで
上記7の「株式の譲渡制限に関する規定」がない会社(公開会社)の場合には、役員の任期は以下のとおりとなります(取締役の任期は1年に短縮できます)。
取締役…選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結時まで
監査役…選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結時まで